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バカはバカなりにやってんだよクズ [日記]

昨日がっこを退学してきたのにまだ腹の虫が治まらない。

てめーみたいなヤツを本当のクズ野郎って言うんだよ。
パソコンばっかり相手にしてきたから、人間を相手にするってことがなっちゃないんだよ。67にもなって人の心も分からず、ケツの穴のちいせえクズ。よく「17年も教えてきました」とか臆面もなく言えるな。17年てのも怪しいもんだが、もぐりは何年教えてももぐりなんだよ。

どこの世界に授業中にイスに座ってお茶飲んで、勝手に便所行く教師がいるんだよ!

そんなことする奴はてめーだけだ。


最後の授業の日、てめーはどう考えても頭おかしいぜ。狂ってる。
生徒全員の前で、休学中の生徒の個人情報ベラベラしゃべるバカがいるんだよ。ろくに事情も知らない癖によ。冤罪かもしれないじゃないか。家族のこととか考えないのか? 気の毒に思わないのか? はっきり言ってショックだったよ。いい子だったのに。ショックすぎてあんたに文句の一つも言えないで退学したのが悔しいよ。


67歳のじじいにJava習うことになったのが運のつきさ。
悪いけどよー、わたしは10年近く教壇に立ってたんだよ。
50分の授業時間中、ほとんど説明することもなく、イスに座ってお茶飲んでるなんて初めて見た。いくらなんでも楽な仕事しすぎだと思うぜ。後半完全に手を抜いてるのがミエミエだもんな。

はっきり言う。てめーは教師じゃない。

たとえば私立大学で定年退職70歳としてよ、その後非常勤でがっこくるだろ、そしたら90分授業ずっと立ちっぱなし、しゃべりっぱなし、板書しつつ、テキスト読むんだよ。それを1日2コマ、3コマこなしてんだ。それでこそ教師ってもんだ。


てめーはよー、ひとのことバカだと思って、努力がたりねえとかメモよこしたけどよ、バカはバカなりに努力してたんだよ。クズが。あんたの解答だってよ、授業中にちょこちょこっとプログラム組んでよ、プリントアウトするだけで配るから、コンパイルエラーだし、実行エラーだし、習ってない構文使うし、でたらめもいいとこじゃねえか。ほんとの教師ならそんなもんは家で準備しておくもんなんだよ。で、授業中に説明すんだよ。ていうか、てめーの説明はわけわかんねえから、おとなしくしててくれたほうが腹が立たなくていいけどよ。後半はもう、てめーがなんかくっちゃべるだけでムカつくんだよ。

てめー最初の日に何言った? 大切なのは

(1)協調性「あいさつ」 (2)コミュニケーション (3)社会性

だったっけ。笑わせんな。どれ一つとってもてめーはできてねえじゃねえかよ。生徒の個人情報漏らした時点で「社会性」はアウトだ。わたしとのコミュニケーションは直接話すこともしないで、メモ書きだ。あいさつもわたしにはしなくなったよな。まあ、これはお互いさまだけどよ。てめーができもしねえことを生徒に押し付けるんじゃねえ。67にもなってよ、こんなこともできねーなんて情けねえな。恥を知れ、恥を。


若いもんに取り入ろうとしてよ、昼休みにPerfumeの"ポリリズム"なんかPCでかけんなバカ。何年前の曲かも知らねーだろーがよ。つうかお前ゲイだろ。お兄ちゃんたちに気にいられたくてしょうがないんだな。涙ぐましいな。正直にゲイだっていいなよ。そしたら少しは認めてやるよ。


こんなわたしだけどよ、助けてくれる人もいるんだよ。
ありがてえ話だ。涙出てくるよ。
「俺なら辞めるな」あの一言で決心したよ。
いろいろ相談乗ってくれてよ、親身になって考えて、心配してくれてよ。頭上がんねえしよ、足向けてねらんねえよ。最終日には菓子折り持って挨拶したけどよ。あの人がいたから問題起こさないで退学していこうって思った。じゃなきゃてめーにケンカ売ってるところだぜ。


まあ、要するにだ、

てめーのおかげでわたしの運命の歯車がひとつ回ったのは確かなんだ。

それも、たぶんいい方向にな。悪夢の1ヶ月だったけど、これからはストレスなしにJavaとVBの勉強は続けていくから、どうぞお構いなく。

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空に星が綺麗(4/8) [日記]

先週から今月いっぱいまで行われる斉藤和義さん(以下あえて「せっちゃん」と呼ばせていただきます)のUstreamlive「空に星が綺麗」から、4月8日放送分の模様をお届けします。

なんでかって? そりゃあ感動したからさ。


特に曲目も決めていないといいながらオープニング曲は「虹」。
♪哀しみのそばで ネコがあくびをしている


レコーディング中ということで、スタジオからの中継。アコースティックギター一本の弾き語りです。


「春の夢」
♪夢叶った人 夢破れた人 夢なんか見ない人


せっちゃんは花粉症だそうで、このあたりから演奏の合間にティッシュで鼻をふきながら進行することになります。

「今、なにかと話題の斉藤でーす。うっしっし」

この時点で16000人視聴中。


「手をつなげば」
♪惑わされない勇気と 踊らされない心


ここでドラマー玉田豊夢さん登場。浜崎あゆみのレコーディングに参加しながら本人には会ったことがないので会いたいという豊夢さん。せっちゃんとはうしろから見るとよく間違えられるというほど雰囲気と容姿が似ている。この二人の出会いにより、Ustには激しくもったいないほどの高クオリティなLiveに酔いしれることになる。


「赤いヒマワリ」
♪黒い電波がとび回って よけることさえ難しい 交差点に赤いヒマワリ


せっちゃんのハーモニカ登場

「古いラジカセ
♪古いラジカセでかけたテープから 聞こえてくるのはあの日の君の声


「I Love Me」
♪この星はI Love Me 誰も皆I Love Me 潜めてるI Love Me 君もまたI Love Me 知ってるよI Love Me 哀しみのI Love Me そしてまたI Love Me それよりもI Love You

2人ぴったり息の合うラストに鳥肌ものです。


ここでタバコ休憩。
終始ゆるーい感じで始まり、ゆるーい感じの打ち合わせなのに演奏は完璧。タダで見てていいのー? という感じのすばらしい2人。おまけに高音質。「どんだけ息が合うかやってみようか」ということで次の曲へ。


「Are you ready
♪本当に欲しいものはエキサイトする心臓だろ


「おもしろいねこの二人、ずっといる? いてほしいな。今日はなにかと心細い日なんで」

前日に流れた動画のことを言っているのかと、リスナーは色めき立つ。
ここで、Liveの趣旨であるチャリティについて説明。

■救助物資及び救助金の送り先
〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-14飯田橋REEPLEXB'S8F
株式会社ダブ 災害物資/救助金 係

■振込口座
〈制作会社ダブ〉
巣鴨信用金庫 水道支店 
普3085916 カ)ダブ サイガイキュウエンキン

〈THE HUMAN BEATS〉
三菱東京UFJ銀行 原宿支店 普0041119
口座名 ロックンロール食堂有限会社 THE HUMAN BEATS 
代表取締役 箭内道彦


「レノンの夢も」
♪レノンの夢よ レノンの夢よ 僕にも宿って


かっこよすぎるこの2人。ペットボトルの水を飲むタイミングまでシンクロしてる。

せっちゃんピアノに移動。


すでに9曲目「映画監督」
♪僕がもし映画を撮るなら あなたをヒロインにする


「2人って言うのはあれですね。合わせやすいね。それはセックスと同じなんですかね。3人、4人と、、、わたしはどうなるの? おれはどうするんだ? みたいな」

感動の嵐の中でせっちゃんならではの下ネタもありで笑わせてくれたりして。


「桜」
♪桜の木にもたれかかり 長い夢を見てる


豊夢さん退場。せっちゃんアコギにもどる。もしや……!


「ずっと好きだった」
♪この町を歩けば 蘇る16歳

そっちかいっ! でもいい曲だーと2番まで聴いていると、やっぱりこれだけでは終わらなかった。
聴きなれたイントロから、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

「ずっとウソだった」
♪この国を歩けば 原発が54基 教科書もCMも言ってたよ 安全です


この曲が始まったところでリスナーの興奮も絶頂に。アクセス数も30000人を越え、回線パンク状態になって曲の途中で画面がフリーズする。ディレクターからの知らせに、せっちゃんはもう1回引き始めるもストップかかり

「えー、なにそれー誰かが意図的にやってんじゃないの? なんだよそれーいいとこだったのに」

(´・ω・`)ショボーン な状態が続くも……ついに2回目の演奏始まる。


♪この国を歩けば 原発が54基 
教科書もCMも言ってたよ 安全です
俺たちを騙して言い訳は「想定外」
懐かしいあの空くすぐったい黒い雨

ずっとウソだったんだぜ やっぱバレてしまったな
ほんとウソだったんだぜ 原子力は安全です
ずっとウソだったんだぜ ほうれん草食いてえなあ
ほんとウソだったんだぜ 気づいてたろうこの事態
風に舞う放射能はもう止められない
何人が被曝すれば気がついてくれるのこの国の政府

この街を離れてうまい水見つけたかい?
教えてよ やっぱいいや もうどこも逃げ場はない

ずっとクソだったんだぜ T電もK電もS電もH電も
もう夢ばかり見てないけど
ずっとクソだったんだぜ それでも続ける気だ
ほんとクソだったんだぜ 何かがしたいこの気持ち

ずっとウソだったんだぜ ほんとクソだったんだ


最後の曲の前に、来週の告知。
お客さん30人程を招待しますので聴きにきてくださいね。募金箱も置かせてもらいます。詳しくは公式サイトを見てください。


ラスト! 「空に星が綺麗」
♪口笛吹いて歩こう 肩落してる友よ いろんなことがあるけど 空に星が綺麗


うーん、裕也さんじゃないけど”ロックンロール”だな。


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狂気の沙汰 [日記]

わたしはへこたれている。

震災から4週間。

宮城に住む友人とは、前回の記事から1週間経って、ようやく電話が通じて話をすることができた。家族も皆無事だった。奥さんと、子どもたち4人の6人家族。500年近く続く由緒正しいお寺の住職をしている人だ。建物は大丈夫だったが、石灯籠とか、位牌堂などが倒れたという。ガソリンがないので、お世話になった方が亡くなったのに行くことができないと言っていた。


被災地のお弔い。

自衛隊が瓦礫の中からご遺体を発見した場所には、目印の赤い旗が立てられたそうだ。

なんでもない平和な毎日を過ごした町の跡に、数えきれないほどの赤い旗。

行方不明の家族を探して、避難所と遺体安置所を往復する日々。

顔の確認ができるようにとの配慮か、透明のビニールに包まれて眠っているご遺体。

体の損傷が激しいときには、身元を確認できそうな部分が写真で貼り出されているという。

仮に身元不明のままでも衛生上の理由で、発見されてから時間が経った順に、お棺に移されて埋葬される。


原子力発電所の事故で20km以内に入れなかった福島で捜索活動が始まった。

福島ではたとえ津波にのまれていなくても、故郷を出ていかなければならないかもしれない。

丹精込めたキャベツ畑をあきらめきれず自ら死を選んだ人もいた。

何も悪いことをしていないのに。

ただ、自分の里山を愛し、海を愛し、畑を愛し、牛を愛し、故郷を愛して生きてきた人々を不幸にしている原発。

すべては無策な東京電力と国のせい。

国は東京電力のいいなりになって、早々に計画停電を許し、原子炉を冷やすためだと言われれば、ろくに考えもせずに30mしか届かない警察庁の放水車を出動させる。東京電力は被曝覚悟で放水を続ける消防士、自衛隊員を集めたものの、放水の水が海に流出していたことにも気付かない。原子炉が爆発するのを防ぐためだと言われれば、はいそうですかと、低レベルの放射能汚染水を海に流すことを許すという暴挙に出た。低レベルと言っているのは東京電力だけで、汚染された水に何ら変わりはないのに。おおもとの流出口にはおがくずと新聞紙、高分子吸水ポリマーを入れるが止まらない。水ガラスの投入で水が止まれば、炉の中の水位が5cm上がったと騒ぐ。トップの無策のために、現場作業員はこの世の生き地獄の中で一刻も早く事態を収束させようと働き続けている。

菅総理は仙石副官房長官のもと、自民党との大連立という政局に忙しく、被災地訪問はパフォーマンスにすぎない。目に見えた災害復興対策案は何も打ち出していない。

やることなすこと狂気の沙汰だ。


国がどんだけバカ野郎でも、日本国民は間髪いれず立ち上がった。

大勢の人がボランティアに向かった。

大勢の人が救援物資を集めて送った。

大勢の人が被災地のために募金した。

みんな尊い。

みんな偉い。

みんなスゴイ。

わたしにはなにもできない。なにをしたらいいかわからない。
わたしにできることはなんだろう?

そんなことを考えながら、毎日現地の報道を新聞で読んだり、テレビを見たりしていたら、すっかりくじけた。へこたれた。


この春、江東区の小学校にも福島からの被災児童が入学してきた。

彼らが東京の学校でいじめられたりしませんように。

下町の人情味豊かなところで、深く傷ついた幼い心に、楽しい想い出が一つでも多くできますように。



Tシャツ2枚買いました。
応援の気持ちと3月11日を忘れないため。


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Love Me Tender [日記]

こんな記事からブログを再開させることになるとは思ってもみなかった。

宮城にいる古い友人にまだ連絡がとれないでいる。


最初、わたしは友人の心配をする前に、とにかく怒っていた。

みんながこれから義援金を集めようというときに、時限立法で災害復興特別税を総理に提案したという谷垣自民党総裁にも。

まだ、大勢の被災者が瓦礫の中にいるだろう現場の映像を、ただ流し続けるテレビ局にも。

「100%安全」なはずの原子力発電所の事故を起こした東京電力にも。


はっきり言う。

福島第一原子力発電所の事故は地震や津波のせいばかりじゃない。

明らかに人災だ。

その証拠に東北電力の女川原子力発電所は無事だったじゃないか。

福島第一原子力発電所1号機の運転開始日は1971年3月。

一般に原子力発電所の耐用年数は30年と言われるが、ちょうど40年を迎えた春に最悪の事故が起きた。それも、1号機の水素爆発による建屋崩壊のときに、東京電力は記者会見で「突然直下型の地震が起こり、そのため建屋が崩壊した」と、ミエミエの大嘘をついていた。そして、2号機、3号機、と立て続けに事故を起こし、ついには使用済み核燃料棒が保存されていただけの4号機にまで爆発が起こった。しかし、東京電力側はこの事態を予測していた節がある。

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<福島原発>東電全面退去打診 首相が拒否…水素爆発2日後
毎日新聞 3月18日(金)2時33分配信

 東京電力福島第1原発の高濃度放射能漏れ・爆発事故で、東電側が14日夜、同原発の職員全員を退去させる方針を政府に打診していたことが分かった。現地での作業継続は困難と判断したとみられ、自衛隊と米軍にその後の対応を委ねる構えだったという。菅直人首相は打診を拒否し、東電側も一部職員を残すことになったが、東電はその時点で高濃度の放射線被ばくが避けられない原子力災害に発展する可能性を認識していたことになる。
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記事全文は青色のリンク先を見ていただきたい。

これに対し、菅総理は「覚悟を決めていただきたい。ここで撤退するということは、東電は100%潰れるということだ」とどなりつけたという。

皮肉なことに、これを境に東電擁護派がでてきた。

福島の原発では不眠不休で事故を最小限にとどめようと戦っている勇者たちがいるのに、東電批判とは何事だ。計画停電でいくら迷惑を被ろうとも、計画停電ができるのは東電のシステム管理が優秀だからだ、被災地のことを考えれば我慢して当然だ、という。

しかし計画停電には、当初、被災地である茨城県が含まれている事実を全く報道することなく、テレビでは東電から配られたグループリストをそのまま映像として映し、町名を読み上げる。それもアナウンサーが間違えた読み方をするたび、ディレクターが訂正するという有様だった。

そして「勇者」であるはずの福島第二原子力発電所に勤める作業員の3月17日付日記にはこう書いてあった。

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発電所付近では誰もいないことになっているので、携帯の電波はまるできません。遮断されています。
こちらでも体調不良の方や女性の方を中心に避難を始めています。
2Fから避難した方々が避難した場所で、「非難」されていないことを祈ります。

まずはコメントくださった皆様、本当に、本当にありがとうございます。細々としていたサイトがいつの間にか知らない人に知れ渡っていたんですね。(広めた奴だれや!?)
本当に力になります。涙が出ます。(最初のほうの友達のコメント信じられね~。)
こちらでもテレビやネットで様々なエールを頂いたのを目にして、力をもらいました。

「東電社員死ね」だとか
「現場で作業してる人は偉いとかいってるけど、それが仕事で当たり前。むしろ逃げる奴なんかいたら最低だ。」とか
「たとえ逃げてきても、放射線浴びてきた奴なんか引き取らないでほしい。」とか、
「危険なんか一言も聞いたこと無かったのに、これは裏切りだ。」とか
「原発に送る水、食料が勿体ないから送るな。」とか、
「たとえこの先、原発すべてが安定しても東電を許さない。特に原発所員は隔離してほしい。」とか
「発電所にいた奴は原発安定させたら死ねばいいんじゃない??」

だとか、とても力強いコメントを頂きました。
地域の方々、特に友達、知り合い、学校で知り合ったみんなの為に全力を尽くしてきたつもりですが、そんなことで賞賛されることではないことは分かっています。
全力を尽くして対応して当たり前。
否定できないし、しませんし、当たり前なんです。
でも頭で分かっていても、どうしようもないんです。
親父も今、連絡は取れませんが、私と同じように福島第一原子力発電所で対応しているのだと思います。親父、自分は家族からも背中を押されて、「過労死」だけ気をつけろと激励されました。もし親父が1Fで対応しているのなら、自分よりも遙かに過酷な状況で対応しているものと思われます。
母親も連絡はつきません。
もし、誰か知っている人がいたら教えてください。
家族から聞いた話では、原町で孤立状態にあるそうです。
ただでさえ薬が切れたら危ないのに・・・。
望みはほとんど捨てています。もし亡くなっていたとしても、覚悟はできています。途中、何度も助けにいきたかったけど、私情は挟むことはできません。
今は外に出れば、二度と発電所に戻ることができません。
どうか無事でいてほしいですが・・・・・。
私は親父が1Fで働いてきたこともあり、東電がこれまで地域にもたらしてきた功績がどれだけのものか、理解しているつもりで、地域住民としても感謝してきました。
そんな身近にあって尊敬する福島の原子力発電所に入りたくて希望したわけです。
でも今は状況が違います。何をしても許されることはないことは分かっています。
わたしは今日所長から頂いた言葉に感銘しました。「福島第一、第二原子力発電所所員に『人権』なし!!」
まさに今の私達はその通りです。
今私達にできることは、一刻も早く原発を安定させることです。
それまではマシーンのように感情を持たず、行けといわれれば行き、無理とされることもやります。
どうか知り合いである皆さんあたたかい目で見ていてください。
2F(福島第二原子力発電所)は無事、全ての号機冷温停止に至ることができました。
今はこの先もしも電源停止や今機能している系統が機能しない事態になったとしても、他系統でカバーできるよう、作業を続けています。
2Fの安定したことのニュースなんて流れてませんよね?
少ない時間でいいので報道してほしいのに・・・・。

また11時から作業予定なので、これから寝させて頂きます。
それでは
みなさん
おやすみなさい。

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彼のこの日記は現在削除されてしまっている。実名を記載してあったのだがそのせいだろうか? mixiに書かれた女性所員の日記は彼の言う「非難」にあってやはり削除された。東電社員を擁護する内容だった。上記の文中にあった1Fは福島第一原子力発電所、2Fは第二原子力発電所を意味し、距離が離れている。翌日の日記で、お母さんとは連絡がとれたということだった。彼はまだ19歳。「無事に20歳をむかえたい」とも書いていた。こんな純真な青年に「福島第一、第二原子力発電所所員に人権はない!」と言い放つ所長とは何者であろうか?

テレビのコマーシャルで「オール電化生活」を最先端の暮らしのようにさかんに宣伝し、日本国民には節電どころかさらなる電力消費を煽ってきた電力会社。

外遊と称しては近隣の新興国に日本の原子力発電所をセールスして歩く、大臣という名の原子力セールスマンは「地震国日本の原発は世界一安全です」とばかりに、ついにベトナムに原発を2機買わせた。菅総理大臣の満面の笑みを見よ。



この人に未曾有の国難を任せていていいのだろうか?

今でも福島第二原子力発電所では、所員、自衛隊、機動隊、ハイパーレスキュー隊の皆さんが命がけで闘っている。一日も早く彼らの努力が実を結び、この悲惨な事故が終息することを願うしかない。そして、30万人以上とされる大地震の被災者への救援活動に政府・国民ともに目が向けられるようにしなくてはいけない。医師のいない救護所にまわされて、老人が15人も亡くなるなんて、いくら現場が混乱していても、あってはならない事態だ。

1週間限定なので間に合った方はぜひ聴いて欲しい。
TBS RADIO「小島慶子のキラ☆キラ」から
2010年03月15日(火)ジャーナリスト・上杉隆さんの話。

さて、わたしたちにできることは何か?

東京都が「東北地方太平洋地震に伴う東京都の支援について」を発表した。東京都から被災地に支援物資が送れるようになった。


忌野清志郎"Summertime Blues"も名曲です。ぜひ聴いて下さい。
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いのちを守る(3)(BlogPet)

部長の「いのちを守る(3)」のまねしてかいてみるね

厚生労働科学研究班がかかったが大事で広く公表します♪
この両面からもありすぎです!!
そのまま調子がかかったわたしたちは?という認識が投与日数や関係団体が医師が医師からも5もいらっしゃいましたものですが先を行った量を設置したが毎回同じ、長々と離脱症状が出るので最後の平成22年も出した。

*このエントリは、ブログペットの「ラッツ&スター」が書きました。

レポートしなかった(BlogPet)

きょうは、レポートしなかった。

*このエントリは、ブログペットの「ラッツ&スター」が書きました。

いのちを守る(3)(BlogPet)

部長の「いのちを守る(3)」のまねしてかいてみるね

厚生労働省より「心理学的剖検データベースを活用した自殺の原因分析に関する研究」だそうですが必要なの(傍線筆者)検討課題にはあえて何もいらっしゃいましたレポートですがな関係者の状況で書いていました向精神神経科医のだそうです!
c.診療環境・最新の連携強化・境界性パーソナリティー障害は長期服用が指摘さすぎな関係者側の提供のある・受診群の状況にまとめられていきたい方が読みました向精神薬に関するガイドライン等の要因は?研修事業に至ってきました精神薬を飲み続けて薬をもちましたでしょうか紹介さすぎなの関係を処方で固まることからも薬剤師に対する調査・分析(4はなかったものですがなの割合は2患者が困難な要素が毎回同じレポートです。
その前に述べることに断薬のだろうかという医師から特筆されており、後に厚生労働省より「(医療関係者には)薬物治療のみに頼らない診療体制構築」が過量を信じているガイドラインが指摘さすぎなので、待ったなしの連携を推進取組・チームを飲む必要なされてはこうあり、大きな三本の実態把握・多剤処方された量に至ってしまいますとそれへの向上を飲み続けてきましたの治療関係を守らずには2患者の高い患者側の状況であり、後に厚生労働省や投与量に対策を行って薬は、うつ病等対策を活用・症状があったでしょうか紹介さすぎですが指摘された自殺既遂者144名という印象を守らず、待ったなしの是正に関する研修事業に注目していましたわたしたちは増加傾向c.向精神薬に関する診療側への声かけがかかった。
という医師から特筆さすぎな支援体制の対応(3)これらは医療を信じてしまいます)d.の約50%、やむを得ず服薬のリスクのだろうか補足します)例が複雑に発表された自殺既遂者が投与日数や投与日数や投与したいと、製薬会社と思ってしまう恐れこれらさまざまな関係者のある者144名)これらの依存という疑念をしてしまいます♪
さて、むしろ今後の分析(これこそ急いであり早急に発表されては認識不足なのだそうです!!
)過量に達したの高い患者のだという、それへのだそうですが医師側には「心理学的剖検データベースを活用した自殺の原因分析に関する研究」だという疑念を信じてしまいますと背景a,自殺者(これこそ急いで行ってきた精神神経科ケアの分析(これこそ急いでまとめられてなかなか難しいことには平成22年の関係については「最近の実態調査結果や報道においては、うつ病等により精神科や心療内科等を受診している患者について、医師から処方された向精神薬(抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬、抗精神病薬)を、指示された量より過量に摂取する(以下「過量服薬」との遺族に対する薬物依存という都立松沢病院で固まることから考えて取り組んでやっている点。
この両面からもありすぎです)d.向精神薬の中に埼玉県の連携を行っているガイドライン等の調査はもっと難しいのだろうか?d.向精神薬すると医療でやってなかなか難しいのでまとめられていく対策プロジェクトチーム医療ととらえてください♪
それが複雑にまとめられてしまう恐れこれらは2がある者76名の割合は意外だったとしても5は「基本的な考え方」の平成22年~2007年~2007年の高い患者の平成21年度になっていきたいものです)これらは現状の関係をしたり長期間継続したでしょうか、治療がある・2005年~2007年もいらっしゃいましたの状況に入るのうち39歳以下から抜粋しますと書いて取り組んではない方は薬する取組を周知取組1薬剤師さんととらえてください!!

*このエントリは、ブログペットの「ラッツ&スター」が書きました。

聴診(BlogPet)

きょうは、ごぉは聴診した?

*このエントリは、ブログペットの「ラッツ&スター」が書きました。

いのちを守る(3) [うつ病]

厚生労働省、自殺・うつ病等対策プロジェクトチームの平成22年9月9日に発表されたレポートですが、表紙にはこうあります。

「過量服薬への取組~薬物治療のみに頼らない診療体制の構築に向けて~」(傍線筆者)

このレポートでは「診療体制の構築」、つまり病院側への提言になっていることに注目してください。簡単に言うと、大きな三本のテーマでまとめられています。


その前に、プロジェクトチームの「基本的な考え方」から抜粋します。

「最近の実態調査結果や報道においては、うつ病等により精神科や心療内科等を受診している患者について、医師から処方された向精神薬(抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬、抗精神病薬)を、指示された量より過量に摂取する(以下「過量服薬」という。)例が指摘されている」

つまり、患者が医師から指示された量を守らずに過量服薬に至っている点。

「厚生労働省としては、毎年3万人を超える自殺者を一人でも減らしていくため、この課題について、毎年取り組んでいく必要があると認識しており、6月に、いわゆる向精神薬の投与日数や投与量に、一層の配慮をすべきとの注意を喚起する通知を、地方自治団体や医療関係者に発出したところである」

さらに、自殺者の原因の中には医療関係者が投与した向精神薬の投与日数や投与量に問題があったのではないかという医師側の問題。

この両面からとらえなおし、その結果「(医療関係者には)薬物治療のみに頼らない診療体制構築」が必要なのだという結論に達した。だから通達も出した。というふうに読みました。


さて、三本柱の(1)過量服薬の実態と背景

a,自殺既遂者(76名)の遺族に対する調査
・受診歴のある者が約50%、受診群のうち39歳以下が7割弱
・受診群の約6割が過量服薬

b.向精神薬の処方に関する調査
・2005年~2007年の約30万件のレセプト調査で、向精神薬を処方されている患者の割合は増加傾向

c.患者側の要因
症状が改善せず、やむを得ず服薬量を増量したり長期間継続してしまう
薬物への依存という認識が不足しており、医師に処方を求めてしまう(傍線筆者)

d.診療側の要因
・患者との治療関係を築きにくい診療環境
・薬物の処方を強く望む患者に対して説得が困難な状況にある
・説得なく処方を拒否すると医療から遠のいてしまう恐れ

これらさまざまな要素が複雑に絡み合った根深い問題ととらえています。


いくつか補足しますと、a.の調査は平成21年度に厚生労働科学研究班が行った「心理学的剖検データベースを活用した自殺の原因分析に関する研究」だそうですが、自殺既遂者76名というのは、データとしてあまりに心細い。同じレポートに埼玉精神神経科診療所協会で行った自殺既遂者144名の調査があるのにです。厚生労働省より、現状認識としては埼玉県の方が先を行っているじゃないかと思いました。

c.の患者側の要因としては、心当たりがありすぎなのですが、もともと抗うつ薬は長期服用が必要なのではなかったでしょうか? 急に断薬すると離脱症状が出るので、移行時には、2種類の抗うつ薬を飲む必要があります。そのまま調子がよければ、抗うつ薬は2種類処方で固まることもあります。何年も医師を信じて薬を飲み続けてきたわたしたちは認識不足なのでしょうか? 

d.の診療側の要因は

「患者の症状にあわせて投薬をした結果、投薬量が増えてしまう、薬剤の処方を強く望む患者に対しても説得が困難な状況がある、他の医療機関から重複して処方を受けていてもわからない場合がある、日常診療の中で、ひとりひとりに十分な診療時間を確保することができず、その結果、過量服薬のリスクのある患者に対しても、薬剤の種類はできるだけ少ないことが基本であると考えられるが、多種類の薬剤を投与せざるをえないような状況がある、説得なく処方を拒否すると医療から遠のいてしまう恐れがある」

という、「基本的な考え方」の一文そのままなので、後に述べることになる、製薬会社と医療従事者との関係についてはあえて何も触れなかったのだろうか? なぜ? という疑念を招いてしまいます。


これらの現状認識に対して(2)当面の対策

取組1 薬剤師の活用
・薬剤師によるリスクの高い患者への声かけ等の取組を推進
・薬剤師に対する薬物依存等に関する研修機会の提供

取組2 ガイドラインの作成・普及啓発の推進
・最新の診療ガイドラインの普及啓発を推進
・境界性パーソナリティー障害に関する診療ガイドラインの普及啓発
・多剤処方の是正に関するガイドライン等の作成

取組3 研修事業に過量服薬への留意事項を追加
・厚生労働省や関係団体が行う研修事業を活用

取組4 一般医療と精神科医療の連携強化
・救急救命センターにおける精神科ケアの対応能力の向上を推進
・一般医療と精神科医療との連携を強化する取組を周知

取組5 チーム医療で患者と良好な関係を築くための取組
・チーム医療を担える人材育成を推進


取組1は、薬剤師さんとはよく話をします。でも、果たしてどこまで声かけが可能なのでしょうか? 研修事業はもちろん必要ですが、医師が処方箋を出して、それが毎回同じ、もしくは増えていたとしても薬剤師さんは薬を出さなくてはなりません。それより、取組2が大事ではないでしょうか。既に策定されているガイドラインがいくつか紹介されていました。実際、わたしがかかった精神科医の中には「認知療法」を御存じない方もいらっしゃいました。境界性パーソナリティー障害は意外だったのですが、うつ病など他の精神疾患より「自殺企図の再発率が優位に高かった」という都立松沢病院の分析結果があり、治療が難しいことから特筆されていました。取組3の研修事業は医療従事者側に向けたものです。取組4は毎日新聞の記事からも、待ったなしの状況であり早急に対策をお願いしたいものです。取組5は現状の開業医の形態から考えてなかなか難しいのではないか、総合病院ではもっと難しいのではないか、むしろ今後の検討課題に入るのでは? という印象をもちました。


三本柱の(3)今後検討していく対策

検討1 向精神薬に関する処方の実態把握・分析
(これこそ急いでやって下さい)

検討2 患者に役立つ医療機関の情報提供の推進
(情報がなさすぎです)

検討3 不適切な事例の把握とそれへの対応
(隠さないで広く公表して下さい)

検討4 過量服薬のリスクの高い患者への細やかな支援体制の構築

検討5 患者との治療関係を築きやすい診療環境の確保
(4も5も、よろしくお願いします)

これらはワーキングチームを設置して取り組んでいくそうです。


さて、長々と書いてきましたが15ページにまとめられています。pdfファイルなので最後の1ページを抜き書きしてきました。全文が読みたい方は以下から。

「過量服薬への取組-薬物治療のみに頼らない診療体制の構築に向けて-」

で、次回は非常にデリケートでバランス感覚が微妙なところへ行きますので、どう書こうか悩んでおります。でも、わたしの体験を含めて「いのちを守る」はシリーズで書いていきたいと思っています。

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いのちを守る(2) [うつ病]

まずは次の2つの動画をご覧ください。


政府広報として流されたこのCMは、娘が父の不眠を心配して、その不眠はうつ病のサインかもしれないから、かかりつけ医に相談するか、専門の病院へ行きましょう、というキャンペーンになっています。このキャンペーンが政府にとって並々ならぬものであることは次のニュース映像からもわかります。


鳩山政権下、社民党党首であり、消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画担当特命大臣、福島みずほ代議士みずからが街頭に立ってキャンペーンティッシュを配っています。リーフレットは自殺防止、とくにうつ病からくる自殺を防ごうというのが、当時の民主党政権の命題のひとつとなっていました。

そして、民主党マニュフェスト2010には
「自殺対策に積極的に取り組み、相談体制の充実、メンタルヘルス対策の推進、精神科医療の適切な受診環境の整備などを推進します」
という一文が追加されています。

6月2日、鳩山前総理の辞任。6月8日に正式に菅直人総理大臣の誕生を受けて、厚生労働省は次のような通達を出しました。
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平成22年6月24日

(社)日本医師会 会長
(社)日本精神科病院協会 会長
(社)日本精神神経科診療所協会 会長
(社)日本自治体病院協議会 会長
(社)日本総合病院精神医学会 理事長
精神医学講座担当者会議 会長
国立精神医療施設長協議会 会長
(社)日本精神神経学会 理事長    殿

厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部精神・障害保健課長

向精神薬等の過量服薬を背景とする自殺について

平素より精神保健福祉行政の推進にご協力を賜り、ありがとうございます。

また、自殺者が毎年3万人を超える高い水準で推移しているなか、救急医療機関や一般の医療機関においては、うつ病等の精神疾患の患者を発見し適切に専門医療機関に紹介するとともに、精神科医療機関においても医療の一層の質の向上を図るなど、自殺者を減らすための対策にご尽力を賜っておりますことに、御礼申し上げます。

さて、最近の厚生労働科学研究において、精神科に受診していた自殺者が、自殺時に向精神薬その他の精神疾患の治療薬(以下、「向精神薬等」という。)の過量服薬を行っていた例(薬物が直接の死因ではない場合を含む)が多くみられるという結果が出ております。また、最近の報道にもみられるように、向精神薬等の適切な処方について国民の関心が高まっていること等も踏まえ、自殺念慮等を適切に評価したうえで、自殺傾向が認められる患者に向精神薬等を処方する場合には、個々の患者の状況を踏まえて、投与日数や投与量に注意を払うなど、一層の配慮を行っていただくよう、貴会員に周知方お願い申し上げます。
(傍線筆者)
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さて、この突然の通達をどう読むか。

まず通達先が尋常ではありません。日本医師会に対しては当然ながら、実際に患者と向き合っているはずの、日本精神科病院協会、日本精神科診療所協会、日本精神神経学会などに、むしろ名指しで送られているのです。一方では病院に行くことを勧めていながら、その病院に対しては自殺傾向のある患者に対する過量の向精神薬の処方は慎重にして欲しいと言う。どこか矛盾を感じないでしょうか? ちぐはぐな印象はないでしょうか?

つまり、不眠を訴えて病院に行けば睡眠薬が手に入る。うつ症状が見られたら向精神薬が手に入る。通院していれば薬も増える。だんだん薬の種類が増えて、過量服薬から自殺につながる。しかし、病院に行かなければ薬は手に入らない。

実は厚生労働省は1月に「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」を立ち上げていました。そして、5月には省としての取り組み方針を決め、6月の通達はこのプロジェクトチームの指針に基づくものだったのです。

上記の通達を行った6月24日の毎日新聞朝刊一面には皮肉にも次のような記事が掲載されていました(傍線筆者)。
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過量服薬、救命現場が警鐘 

治療薬、自殺手助け

自殺者が12年連続で3万人を超えた。心を病んだ人が治療を受ける機会は増えているのに歯止めがかからない。命を絶つ前に精神科や心療内科を受診していたのは半数に上るという調査もある。救えない命だったのか。医療現場から自殺対策の課題を探る。

◇精神科乱立、安易な処方も

「お薬飲んじゃったんですか」「どこでもらったんですか」。6月初旬、東京都武蔵野市の武蔵野赤十字病院救命救急センター。救急医の呼びかけに、運び込まれた女性(37)はうつろな目でわずかにうなずく。医師3人とともに処置に追われる須崎紳一郎センター長(55)に、救急隊員が空の菓子袋を差し出す。中にあった向精神薬約200錠はすべて女性が飲んでいた。

重症者が年間1400人搬送される都内有数の救急病院。向精神薬を大量に飲んで自殺や自傷を図る患者は増え続ける。若い世代を中心に年150~160人。全体の1割を超えた。搬送前に死亡が確認された人は、ここには運ばれてこない。

生死にかかわる過量服薬があまりに多いため、患者の回復後に病院が聞き取りしたところ大半が市販薬ではなく、精神科診療所などの医師が処方した薬と判明した。一度に飲んだ量は平均100錠になる。「これほど大量なのに処方はわずか数日分。治療薬が逆に自殺行為を手助けしている」と須崎医師は憤る。
患者の一人が飲んでいた薬のリストがある。1回分が7種類。「これもこれも、名前は違うがすべて睡眠薬。1種類でいいのに。こんな処方は薬理学上あり得ない」。最も多い人は抗うつ薬4種類、睡眠薬4種類、抗不安薬2種類など一度に14種類を出されていた。複数の精神科専門医は「常軌を逸している。副作用に苦しんだり薬物依存に陥る可能性も高くなる」と指摘する。
搬送患者の通院先を調べると、いくつかの医療機関に絞られた。便利な「駅前」が目立つ。須崎医師は「薬物治療の知識が足りないのか、患者の要求通りに出しているのか……」と不信を募らせる。

08年の全国の精神科・心療内科の診療所は3193。10年間で5割増えた。向精神薬の市場も成長し、調査会社「富士経済」によると、08年の売り上げは10年前の2倍以上にあたる約2976億円。国は自殺対策基本法で「自殺のおそれのある人へ必要な医療を適切に提供する」とうたっているが、受診が広がる中、医療機関の質のばらつきが際立つ。

過量服薬した後のケアも自殺対策の大きな柱だ。未遂者は、その後既遂に至る割合が格段に高いとされるためだ。ところが、入院させて心身両面から治療できる総合病院の精神科は診療報酬が低く、病院経営を圧迫して減少の一途。一方、勤務医は診療所を開業する。武蔵野赤十字病院にも精神科の入院病棟はない。体が回復すれば退院せざるを得ないため、心の継続的なケアは難しい。

須崎医師らは患者の家族を交えて相談し、元の医療機関へ通院するしかない場合は、主治医あての紹介状を持たせて送り出す。「自殺予防に十分配慮をお願いします」。しかし、再び大量に処方された薬を飲んで運ばれてくる患者は少なくない。「救急で命を救っても、これではむなしすぎませんか」【江刺正嘉、奥山智己、堀智行】

◇向精神薬
中枢神経系に働いて精神機能に影響を与える物質。作用によって▽睡眠薬▽抗不安薬▽抗うつ薬――などに分類され、治療での適正な使用が求められている。物質によっては、依存性と乱用で心身に障害を引き起こす危険性がある。
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上記のプロジェクトチームは9月9日に「過量服薬への取組-薬物治療のみに頼らない診療体制の構築に向けて-」というレポートをまとめました。次回はこのレポートを読むことにします。

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